サイクロン掃除機

サイクロン掃除機。
実に魅力的な名前である。なぜ魅力的かというと私の家の唯一の掃除が先日、不幸にも壊れてしまったからである。
なぜ壊れてしまったのかというと、先日子供が学校でケンカをしてきたのでその理由を聞いたのだが、なかなか答えようとしないのだ。そこで私は思わず言った。「掃除機に(正直に)話なさい!!」するとあまりのつまらなさに掃除機が壊れてしまったのである。ネタだろう?と言われたらハイそうですと素直に答えざるを得ない。しかし、今はそんなことはどうでもいいのだ。とにかく掃除機が壊れてしまったのだから買いに行かなくてはならない。そこで先ほどのサイクロン掃除機が出てくるのだ。

ダイソンロボ サイクロンZ

店に行き今人気の掃除機は?と聞くと必ずと言っていいくらいにサイクロン掃除機の名前が出てくる。そしてダイソンである。マイクタイソンとはまったく関係なくダイソンである。マイクダイソンでもない。ダイソーでもない。ダイソーは100円ショップの名前であってダイソンとは一切関係ない。
ダイソンといえばサイクロン式掃除機を爆発的な人気にしたその掃除機の名前である。というかメーカーだが。
サイクロン掃除機の原理はこうだ。
従来の掃除機はただゴミを吸い込みフィルターで集める。それに対しサイクロン掃除機は掃除機の中で竜巻(サイクロン)を発生させゴミを集めるというのだ。洗濯機の中で洗濯物が渦の中央に集まるだろう。サイクロン掃除機の原理はあれと同じなのだ。そして掃除機だけに真空の渦でググッと吸い込む。
だから竜巻サイクロン掃除機や遠心分離掃除機と言う場合もあるらしい。
だから、アルティメットサイクロン掃除機とかサイクロン掃除機ライダーなんかもあってもよさそうなものだがそんなものはないらしい。
そこでサイクロン掃除機を買うのだが(無理やり話を戻した。)ひととおり店で話を聞きカタログとにらめっこしてサイクロン掃除機を比較してみた。
出来ればこれがいいと思われるものをピックアップしてみた。まず、1400Wのサイクロン掃除機がよさそうだ。なぜサイクロン掃除機は1400Wがいいのかというと電気の消費量と吸い込みパワーのバランスである。
そして、コードレスのサイクロン掃除機があるといいなあ、そう、充電式のハンディタイプのサイクロン掃除機である。
さらにやっぱり紙パックのほうがいいのかなあ、やっぱりダイソンのサイクロン掃除がいいのかなあ、それともシャープのサイクロン掃除機いやまた三菱のサイクロン掃除機、GroovyやCyclonic maxのサイクロン掃除機なんてどうだろう。私としては有名メーカーでなくてもかまわないので無印のサイクロン掃除機でも大特価のお買い得品があればそれでもかまわないのだがすぐに壊れてしまっては意味がない。
そうだ、通販でサイクロン掃除機を探してみよう!
通販で売れ筋のサイクロン掃除機はなんだろう?通販と言えばこれだ、というくらいに有名なのでここでとりあえず探してみた。
やはりあるある。!!!お店で買うより安いものもあるではないか!通販と言えば送料がネックだったのだがそれを考慮しても実に安い!まさかルイビトンとかのように偽物が出回っているのか?とも思ってしまうがどうやらそうではなくこれがサイクロン掃除機の相場のようだ。ああ、水フィルターで廃棄をクリーンにしてくれるウォーターサイクロン掃除機なんてものもあった。
そんなこんなでどのサイクロン掃除機にするかがなかなか決まらないので周りの人にも聞いてみた。
その結果私がチョイスしたのはやはり吸引力の変わらないただひとつのサイクロン掃除機であった。ただひとつのはずなのになんだこのバリエーションは?しかしこの選択は正しかったのだろうか?
性能的にはやはりこのサイクロン方式の吸引力はすごい。
今まで使っていた掃除機とは雲泥の差である。
しかし、音が大きい。夜中に使うには向かないだろう。最も夜中に掃除機を使うのは人としてどうかとも思うが。
そもそもダイソンのサイクロン掃除機を選んだ理由は単に後悔したくなかったからなのだ。やっぱり一番有名だし。最初に作っただけあってノウハウもしっかりしているだろうという思い込みからである。ただ確かに他にも安くてよさそうなものはあったので本当に正しい選択だったのかはなぞである。(吸引力はマジですごい!)

行け!サイクロン!
戦え!サイクロン!
我が家の平和のために!
今日も活躍!サイクロン掃除機